platkisのブログ

生きていく勇気はないけど死ぬ勇気もない

宮沢賢治との和解

 宮沢賢治といえば岩手県を代表する偉大な作家であり,国語の教科書にもいくつか作品が載っているほどである。しかし,その作品1つたりともなるほど!と思ったり面白さに気付くこともできたためしがない。 わけのわからない表現で何が言いたいのか掴めない。だから何がどう面白いのかよくわからないのでその持ち上げられっぷりは現代アートのようにも思える。

 姫神というシンセサイザーを使ったアーティストが居て,東北のおもに岩手県で活動している。そのため,岩手の自然に関することを題材とした曲があり,その中に宮沢賢治に関連するものがある。そして完全な私事だが,少し前に岩手に旅行した。旅行期間が短く,岩手県が大きいのもありいろいろなところを回ったわけではないが旅行の最中にふと「もっと宮沢賢治に触れていたらなぁ」と思うことがあった。

 ということで,難解さを理由にしばらく忌避していた宮沢賢治の作品と世界観を読み返し,知っていこうと,姫神というアーティストと自分の岩手県への旅行体験がそうさせようとしている。読もうと思った本のストックがなくなったら宮沢賢治の作品を読み耽るとしよう。

20230923